おばあちゃん


打ち合わせ先から車で移動中な明治通り沿いの横断歩道で転倒している老婆を見つけ、抱き起こして自宅の団地まで付き添う。

自力歩行できず歩行器を使っており、歩道と車道の僅かな段差でその歩行器ごと転倒したようだ。

肘から出血していたが歩行器を押せていたし、家は家族と一緒らしく管理人にも言付けておいたから、大事にはならなかったと信じたい。



普通の大人なら数分の道程を15分位かかって交通量の多い通りを独りでヨロヨロ買い物し自宅まで戻るんだから、結構命懸けなお出かけだ。

体の具合とかから電動車椅子など使えばいい位なんだが、道路や団地の車幅的に無理っぽい。



その後の帰りの車中にて自分達の老後は年金制度も破綻しているし一体...などという話になる。